制御技術課は、公共施設や病院、工場などへの「電力の安定供給」に欠かせない設備の保守・点検を行っています。具体的には、高圧盤や太陽光発電設備、計装設備など、弱電から高圧まで、幅広い電気設備の安全や運用を支える仕事です。その中で私は、おもに高圧盤や太陽光発電設備のメンテナンス業務を担当しています。
工場・病院・公共施設や、太陽光発電設備などに設置されている高圧盤が正常に運転しているか、また、停電をさせて異常がないかどうかを調べ、トラブルが起きた時に動作するはずの「保護継電器」が正常に動作するかどうかも点検時に確認します。
一方、太陽光発電設備については、定期的に巡回してパネルの状態や経年劣化・損傷を見るほか、発電状況や売電できているかどうか、発電効率が悪くなっていないかなどを、専用の監視システムで遠隔チェックしています。大雨や台風などの後には、敷地内の点検・清掃も行います。