保守管理

専門の技術者が定期的な点検を実施し、設備の劣化状況をチェック!

PV設備定期点検

PV設備は法定により半年に一度の定期検査が義務付けられています。(受変電設備は年1回)

1外観構造検査

設備を運用するにあたり構造や施工状態に不備、異常が無いかを検査。
目視チェック
  • 設備の変形破損、器具緩み、脱落(風や設備の熱収縮による緩み)
  • 設備の破損・汚損(鳥の糞や落葉等による汚損)
  • 盤内、PCS、接続箱等に小動物の侵入痕、破損、劣化の兆候
  • 雑草や周囲の木々成長による発電の妨げ
  • 総合的に発電・運用に支障はないか
締付・触診チェック
  • 盤、機具の締付け緩み
  • カバー、器具取付けのガタツキ

2太陽光モジュール検査

太陽光モジュールの発電状況、劣化傾向等を検査。
Ⅰ-V測定
  • 各ストリング毎に特性を測定し、パネル回路に断線が無いこと
  • パネル特性を確認し、パネルに異常(内部破損・断線等)、出力低下が無いこと
絶縁抵抗測定
  • 各ストリング毎に絶縁抵抗を測定し、規定の絶縁能力を保持していること
ストリング抵抗測定
  • 各ストリング毎にストリング抵抗を測定し、内部クラック・断線等、劣化状況を確認
サーモグラフィによるホットスポット確認
  • パネルや接続箱等に異常過熱の有無が無いか確認。(締付け緩み、パネル内部破損等の発見)

    ※引渡時は問題なくとも、季節が変わるごとに設備(パネル・架台)が熱収縮を起こし、
    パネルの内部クラック等の要因になる恐れがある。

EL 検査
  • 不具合の可能性があるストリングはEL検査を実施し、より詳細にパネル破損の有無を調査致します。

3PCS、盤内 清掃点検

  • 盤内の清掃及び劣化状況を確認し、設備維持を図る。

受変電設備定期点検

1外観構造検査

設備を運用するにあたり構造や施工状態に不備、異常が無いかを検査。
目視チェック
  • 設備の変形破損、器具緩み、脱落
  • 設備の破損・汚損(鳥の糞や落葉等による汚損)
  • 盤内に小動物の侵入痕、破損、劣化の兆候等は無いか
  • 総合的に発電・運用に支障はないか
締付・触診チェック
  • 盤、機具の締付け緩み
  • カバー、器具取付けのガタツキ

2保護継電器試験

電路に異常が生じた際、設備を保護する機能が正常に働くか検査。
保護継電器単体試験
  • 継電器に模擬入力を行い、適切な値、時間(各メーカ基準)で動作する事
外観構造・締付チェック
  • 各配線の緩み
  • 器具取付けのガタつき
  • ケース、カバー等のひび割れ、破損

3接地抵抗測定

設備に規定の接地能力が備わっているか検査。
接地抵抗測定
  • 3極法による測定を実施し、各接地が規定の接地能力を保持しているか
締付チェック
  • 接地線の締付に緩み、漏れが無いか

4シーケンス回路確認試験

受変電設備内のシーケンス回路が正常に機能するか検査。
(回路誤り、輸送時の破損等)
機器操作試験
  • 開閉器、遮断器等の機器が正常に操作可能か
  • 各スイッチ類が正常に機能する事
  • 外部出力の信号は適切か
  • 表示灯は正常に機能するか
インターロック試験
  • 各機器間、各モード間のインターロック回路が、図面・仕様と相違無いか
保護連動試験
  • 故障模擬を行い、設備の保護連動機能が正常に働くか
  • 外部出力の信号は適切か
  • 表示類は適切か

5高圧絶縁抵抗測定

受変電設備(キュービクル、送電線ケーブル等)に規定の絶縁能力が備わっているか検査。
絶縁耐力試験
  • 電路と対地間に規定の電圧を印加し一定時間耐えうること
    (計測値のキック現象・フラッシュオーバー等が無い事)
  • 機器劣化による絶縁破壊、地絡事故発生が無いか
    (試験中に異音・異臭、計測値のキック現象が無いか)

巡回点検

定期的な巡視を行い、遠隔からではわからない異常や危険な兆候を発見します。

1外観構造検査

設備を運用していくにあたり発電に支障を来す恐れのある異常が無いかを検査。
目視チェック
  • 設備の変形破損、器具緩み、脱落(風や設備の熱収縮による緩み)
  • 設備の破損・汚損(鳥の糞や落葉等による汚損)
  • 盤内、PCS、接続箱等に小動物の侵入痕、破損、劣化の兆候等は無いか
  • 雑草や周囲の木々の成長による発電の妨げ
  • その他、総合的に発電・運用に支障はないか
締付・触診チェック
  • 盤、機具の締付けに緩みが無いか